お役立ち記事 No.04

夫婦で葬儀に参列するとき香典は一つでよい? 金額と連名の書き方

一世帯一つの考え方、関係別の金額目安、連名・別姓の書き方を解説

夫婦で参列することになったものの、香典は一つでよいのかと手が止まってしまう方も多いのではないでしょうか。

夫婦で通夜や葬儀へ参列するとき、「香典袋は一つでよいのか」「二人分として金額を倍にするのか」「夫婦連名で書くべきか」と迷う方は少なくありません。特に夫側・妻側の親族、夫婦共通の友人、会食に二人で参加する場合では、どのように整えるとご遺族に失礼がなく、管理の負担もかけないか気になるでしょう。

結論からお伝えすると、夫婦は一つの世帯として、香典袋を一つにまとめるのが一般的です。二人で参列するからといって、一人分の相場を機械的に二倍にする必要はありません。故人との関係が深い配偶者を基準に金額を決め、夫婦双方が故人と親しかった場合や、二人とも会食に参加する場合は、同じ関係の目安の中で少し高めの額を検討します。

名前は、故人との関係が深い人のフルネームだけを書く方法が基本です。夫婦とも故人と親しく、二人で参列する場合は、中央に代表者のフルネーム、その左に配偶者の名前だけを添える連名にできます。夫婦別姓の場合は、二人のフルネームを並べて記します。

ただし、香典の金額や名義には全国一律の規則がなく、地域、宗教・宗派、親族や勤務先の慣習によって異なります。この先では、香典を一つにする考え方、故人との関係別の金額目安、会食や返礼品がある場合の調整、連名・別姓・代理参列の書き方、家族葬や香典辞退への対応まで一つずつ見ていきましょう。

夫婦の香典は一世帯につき一つで大丈夫です

夫婦は生活を共にする一つの世帯として扱われるため、同じ葬儀に参列する際は、一つの香典袋で弔意を表すのが一般的です。別々の袋を受付へ出すと、ご遺族が同じ世帯から二件の香典を受け取ったものとして記録し、香典返しを二つ用意する可能性があります。

夫婦の参列状況香典袋の数基本の考え方
夫婦二人で参列する一つ故人との関係が深い人を基準に、世帯として用意する
夫または妻だけが参列する一つ参列する本人、または故人と関係が深い人の名義にする
二人とも故人と特に親しかった一つ夫婦連名にし、関係の深さに応じて金額を調整する
夫婦別姓で二人とも参列する一つ二人のフルネームを読みやすく並べる
それぞれが別の立場で香典を出す慣習がある状況による親族や勤務先の取り決めを確認し、二重にならないようにする

香典を一つにまとめることと、必ず代表者一人の名前だけにすることは別です。一つの袋でも、夫婦とも故人と関わりが深ければ連名にできます。反対に、二人で参列しても、故人と直接関係があるのが一方だけなら、その人の氏名だけで差し支えないことが多いでしょう。

また、夫婦が同じ葬儀に別々の仕事上の立場で参列する場合は、個人の香典と会社・団体名義の香典を分けることがあります。会社の慶弔規程や部署での取りまとめがある場合は、受付へ行く前に勤務先の担当者へ確認してください。

二人で参列しても金額を単純に二倍にしない

香典の金額は参列人数ではなく、故人との関係や日頃の付き合い、地域・家族の慣習を基準に決めます。たとえば友人の葬儀に夫婦で参列する場合、一人5,000円だから二人で必ず10,000円、という計算式があるわけではありません。

一方で、夫婦二人とも故人と長い付き合いがある、二人とも通夜振る舞いや精進落としに参加する、夫婦それぞれへ返礼品が用意されると分かっている場合は、ご遺族の負担を考えて金額を一段階上げることがあります。5,000円を基準にする関係なら10,000円を検討する、といった考え方です。

会食費や返礼品の価格を一円単位で見積もり、香典へ上乗せする必要はありません。香典はサービスの対価ではなく、故人を悼み、ご遺族を支える気持ちを表すものです。金額を上げすぎると、ご遺族が香典返しに気を遣うこともあるため、関係ごとの目安の中で調整します。

5,000円か10,000円で迷う場合

友人・知人や職場関係の葬儀では、個人の目安として5,000円がよく選ばれています。夫婦のうち一人だけが故人と親しく、もう一人は付き添いとして参列するなら、5,000円を選ぶこともできます。

夫婦とも故人と親しい、家族ぐるみの付き合いがある、二人とも会食へ参加する場合は、10,000円を検討すると周囲とのバランスを取りやすくなります。ただし、香典辞退の案内があるときは、金額を考える前にご遺族の意向を優先します。

10,000円以上にする場合

親・義理の親、兄弟姉妹、祖父母、おじ・おばなど親族の葬儀では、友人や職場関係より高い金額が選ばれる傾向があります。夫婦で一つの香典にする場合も、故人と直接の親族関係にある配偶者の立場を基準にします。

親族間では、「結婚して独立した子は100,000円」「兄弟姉妹は50,000円」「甥・姪は10,000円」など、過去の葬儀をもとに金額をそろえる家庭があります。全国相場だけで決めず、喪主や親族の取りまとめ役へ確認すると安心です。

全国調査から見る故人との関係別の香典額

一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会が実施した令和3年度「香典に関するアンケート調査」では、5,177件の回答について、回答者と故人との関係別に最多回答額と平均額が公表されています。

故人との関係最多回答額平均額夫婦で決めるときの考え方
親・義理の親100,000円59,711円50,000円~100,000円を中心に親族内で確認する
兄弟・姉妹50,000円45,452円30,000円~50,000円を検討し、兄弟間で調整する
祖父母5,000円14,942円10,000円前後を中心に、世代や家族の慣習で調整する
おじ・おば10,000円18,285円10,000円~30,000円を関係の深さで検討する
その他の親戚10,000円17,000円10,000円を出発点に、親族内の方針を確認する
職場関係5,000円6,204円一方だけの関係なら5,000円、夫婦とも親しければ10,000円も検討する
友人またはその家族5,000円6,649円5,000円を中心に、家族ぐるみなら10,000円も検討する

この調査は、夫婦で一つの香典を出したケースだけを分けて集計したものではありません。そのため、表の「夫婦で決めるときの考え方」は、公表値を出発点に世帯単位で判断するための目安であり、夫婦専用の全国相場ではありません。

また、最多回答額と平均額に大きな差がある関係もあります。祖父母では最多回答額5,000円に対して平均額14,942円、親・義理の親では最多回答額100,000円に対して平均額59,711円です。平均値へ金額を合わせるのではなく、5,000円、10,000円、30,000円、50,000円、100,000円など、家族が管理しやすい額から選びます。

同協会も、親戚関係では血縁関係によって金額が変化し、兄弟姉妹については最多回答額だけが一般的とは言い切れないと説明しています。親族の香典は、家庭の慣習や葬儀費用の負担状況を確認して決めることが重要です。

故人との関係は夫婦のどちらを基準にする?

夫婦で故人との関係が異なる場合は、通常、より直接的で深い関係にある人を基準にします。夫の父が亡くなったなら夫の「親」、妻の姉が亡くなったなら妻の「兄弟姉妹」として考えます。

夫側・妻側の親族の場合

配偶者の親であっても、調査上は「親・義理の親」と同じ区分です。「自分の実親ではないから友人程度の金額にする」という考え方にはしません。夫婦の世帯から一つの香典を用意し、親族内の方針に合わせます。

ただし、喪主や同居家族として葬儀費用を負担する側であれば、香典を出さないことがあります。同じ家計から葬儀費用を支払い、同じ家計へ香典を戻す必要性は高くないためです。独立した世帯として参列するのか、葬儀を主催する家族側なのかを先に整理します。

夫婦共通の友人の場合

夫婦共通の友人や、家族ぐるみで交流していた人の場合は、二人とも故人との関係があるため、夫婦連名にしやすいケースです。通常の友人関係なら5,000円を中心に、二人とも長く親しかった場合や二人で会食へ参加する場合は10,000円を検討します。

一方、夫の友人で妻はほとんど面識がない場合は、夫一人の氏名で差し支えないことが多いでしょう。妻が同行するから必ず連名にする必要はありません。

職場関係の場合

故人が夫の上司・同僚・部下などで、妻は付き添いとして参列する場合は、夫の氏名だけで用意します。勤務先で部署一同の香典を取りまとめている場合は、個人でも重ねて包むかを総務や上司へ確認します。

夫婦が同じ勤務先で、それぞれが故人と仕事上の関係を持っていた場合は、職場の取り決めに従います。世帯として一つにするのか、社員ごとに集金へ参加するのかは会社により異なるため、家庭内の判断だけで決めないようにします。

会食に夫婦で参加するときの金額調整

通夜振る舞いや精進落としなどの会食に夫婦二人で参加すると、ご遺族は二人分の席や料理を用意します。そのため、友人・知人として5,000円を予定していた場合に、10,000円へ調整する考え方があります。

ただし、二人分の料理代を調べて香典へ足すものではありません。料理の内容や地域の慣習、返礼品の渡し方は葬儀ごとに異なります。親族の葬儀では、香典とは別に会食費を集める家庭もあります。案内に会費の記載がある場合は、香典と会費を分けて用意します。

二人で参列しても、会食を辞退し、返礼品も世帯に一つであれば、必ず増額しなければならないわけではありません。故人との関係を中心に、ご遺族の負担への配慮を加えて判断します。

子どもも一緒に参列する場合

未成年の子どもを連れて家族で参列しても、子どもの名義で香典袋を追加する必要は通常ありません。家族一世帯として一つにまとめます。子どもも会食へ参加する場合は、年齢や料理の用意を踏まえて金額を調整する家庭があります。

成人して独立した子どもは別世帯と考え、本人の香典を用意することがあります。ただし、学生で親の扶養に入っている場合は、親の香典に含めても差し支えないことが多いでしょう。

香典袋の名前|一人名義・夫婦連名・別姓の書き方

香典袋の下段には、ご遺族が誰から受け取ったか分かるように氏名を書きます。夫婦で参列するという理由だけで、常に二人の名前を書く必要はありません。故人との関係と、誰の世帯からの香典かが伝わる書き方を選びます。

氏名の書き方記載方法適しているケース
一人の氏名中央にフルネーム故人との関係が一方だけ、配偶者は付き添い、片方のみ参列
同姓の夫婦連名中央に代表者のフルネーム、左に配偶者の名前夫婦とも参列し、二人とも故人と親しい
別姓の夫婦連名二人のフルネームを中央から左右へ並べる夫婦別姓で、二人とも故人と関係がある
旧姓を伝えたい中袋または別紙に旧姓を添える結婚後の姓では親族が分かりにくい
代理参列香典を出す本人の氏名を書く配偶者が本人に代わって持参する

同じ姓の夫婦で連名にする場合

外袋の下段中央に、故人との関係が深い人のフルネームを書きます。その左側に、配偶者の名前だけを同じ大きさで添えます。夫の親族なら夫のフルネームを中央、妻の名前を左に書く方法が分かりやすいでしょう。

夫婦とも故人との関係が同程度であれば、受付やご遺族が認識しやすい人を代表にします。「夫が必ず代表」と決まっているわけではありません。妻の友人や妻側の親族なら、妻のフルネームを中心にする方法が自然です。

夫婦別姓の場合

姓が異なる夫婦は、一方を省略せず、二人のフルネームを並べます。氏名が長く一列に収まりにくい場合は、外袋には故人との関係が深い人の氏名を書き、中袋や別紙にもう一人の氏名を記してもよいでしょう。

読み方が難しい氏名には、別紙へふりがなを添えると、ご遺族が香典帳を整理しやすくなります。外袋に小さな文字を詰め込むより、読みやすさを優先してください。

片方だけが参列する場合

夫婦のうち一人だけが参列し、自分の関係者の葬儀へ行くなら、参列する本人の氏名を書きます。故人と関係が深い配偶者が欠席し、もう一人が代理で持参する場合は、香典を出す本人の氏名を書きます。

代理であることを受付で伝える必要がある場合は、「夫の〇〇に代わって持参いたしました」と簡潔に伝えます。香典袋へ代理人自身の名前を追加すると、ご遺族が二件の香典と誤解することがあるため注意します。

中袋の金額・住所・氏名の書き方

中袋がある場合、表面に金額、裏面に住所と氏名を書く方法が一般的です。夫婦連名なら、外袋と同じ名義を記し、住所は世帯の住所を一つ書きます。夫婦別姓であれば、二人のフルネームを記します。

金額は「金壱萬圓」「金参萬圓」のような旧字体を使う方法がありますが、必須ではありません。金額を書き換えにくくし、読み間違いを防ぐことが目的なので、通常の漢数字でも丁寧に記入することを優先します。

中袋がない香典袋では、外袋の裏面左下に住所と金額を書く方法があります。市販の袋に記入欄がある場合は、その欄に沿って記します。住所や氏名を省くと、ご遺族が同姓同名の人を区別できないことがあるため、親族であっても読みやすく残しましょう。

表書きは宗教・宗派を確認して選ぶ

香典袋の上段に書く表書きは、葬儀の宗教・宗派によって異なります。「御霊前」はどの宗教にも使える万能な表書きではありません。訃報や葬儀案内を確認し、分からなければ連絡担当者や葬儀担当者へ尋ねます。

一般的な仏式の通夜・葬儀では「御霊前」が用いられることがありますが、浄土真宗では「御仏前」や「御香典」を用いる考え方があります。神式では「御玉串料」など、キリスト教式では「御花料」などが候補です。宗派や地域の慣習を確認してください。

蓮の花が描かれた袋は仏式向けであり、神式やキリスト教式には用いません。宗教が分からない段階では、装飾の少ない無地の袋を選び、表書きは確認後に記入すると安心です。

お札の入れ方と受付での渡し方

香典には、汚れや破れのない状態のよいお札を用います。新札しか手元にない場合は、軽く折り目をつけてから入れる方法があります。新札が絶対に禁止されているわけではありませんが、あらかじめ用意して待っていた印象を避ける配慮として、折り目のあるお札が選ばれてきました。

お札の向きには地域や考え方による違いがあります。同じ袋の中で上下と裏表をそろえ、中袋に書いた金額と実際の金額が一致しているかを確認してください。

受付では香典袋を袱紗から取り出し、表書きが相手から読める向きにして両手で差し出します。夫婦で受付へ進んでも、二人が一つずつ袋を出す必要はありません。代表者が「このたびはご愁傷さまでございます。御前にお供えください」などと短く伝えます。

通夜と葬儀・告別式の両方へ夫婦で参列しても、香典を渡すのは一度だけです。通夜で渡したなら、翌日の受付では記帳だけを行うなど、案内に従います。

金額を決める前の確認チェックリスト

夫婦の香典で迷ったときは、次の順番で確認すると整理しやすくなります。

故人との直接の関係が深いのは夫婦のどちらか

夫婦とも故人と親しかったか、片方は付き添いか

親族や勤務先で金額・名義の取り決めがあるか

夫婦二人とも会食へ参加するか

返礼品は世帯に一つか、二人分が用意されるか

香典、供花、供物の辞退案内があるか

葬儀を主催する側や費用を負担する側ではないか

この確認を行えば、「二人だから二倍」という人数だけの判断を避けられます。最も優先したいのは、ご遺族の案内と、身近な親族・勤務先の慣習です。

家族葬や香典辞退の場合

家族葬という名称だけで、香典が不要と決まるわけではありません。家族葬は参列範囲を限定する葬儀を指すことが多く、香典を受け付けるかはご遺族ごとに異なります。案内に「香典は辞退いたします」と明記されているかを確認します。

辞退の案内がある場合は、夫婦連名なら受け取ってもらえるのではないかと考えず、意向に従います。受付へ置いて帰る、後日郵送する、香典の代わりに品物を送るといった行動も、ご遺族へ負担をかける可能性があります。

「ご厚志を辞退」と記されている場合は、香典だけでなく供花や供物を含むことがあります。何を辞退するのかが曖昧なら、喪主へ何度も連絡せず、案内の連絡先や親族の取りまとめ役へ一度確認します。

ご自身が遺族側で、夫婦・世帯ごとの受付方法や香典辞退の伝え方に迷う場合は、葬儀の打ち合わせ時に整理しておくと安心です。ハシモト葬祭では、葬儀全体のご相談の中で、案内文や受付準備についても確認できます。

よくある質問

夫婦で参列するなら香典は必ず10,000円ですか?

必ず10,000円という決まりはありません。友人・職場関係で、一方だけが故人と親しい場合は5,000円を選ぶこともあります。夫婦とも親しい、二人とも会食へ参加する場合は10,000円を検討します。親族では故人との続柄に応じて、さらに高い金額になることがあります。

夫婦で5,000円は少ないでしょうか?

夫婦のうち一人が主な関係者で、もう一人は付き添い、会食もない場合などは、5,000円が直ちに少ないとはいえません。家族ぐるみの付き合いがある場合や二人とも会食へ参加する場合は、10,000円への調整を検討するとよいでしょう。

夫婦二人の名前を書かなければ失礼ですか?

失礼ではありません。故人との関係があるのが一方だけなら、その人のフルネームだけで差し支えないことが多いでしょう。夫婦とも故人と親しい場合は連名にできます。

妻側の親族でも夫の名前を中央に書きますか?

夫の名前が必ず中央という決まりはありません。妻側の親族であれば、故人との関係が直接的な妻のフルネームを中央にし、夫も親しかった場合は夫の名前を添える方法が自然です。ご遺族が誰からの香典か分かることを優先します。

配偶者が代理で持参するとき、代理人の名前も書きますか?

香典袋には、香典を出す本人の氏名を書きます。受付では、本人に代わって持参したことを口頭で伝えます。代理人の氏名を外袋に追加すると、二件分と誤解される場合があります。

夫婦別姓の場合はどちらの姓にそろえますか?

姓をそろえる必要はありません。二人とも故人と関係があるなら、それぞれのフルネームを並べて書きます。文字が収まりにくい場合は、代表者の氏名を外袋に書き、もう一人の氏名を中袋や別紙へ記します。

夫婦で通夜と告別式の両方へ出ると香典は二回必要ですか?

香典は一度だけです。通夜で渡したなら、告別式で再び包む必要はありません。二度渡すと「不幸が重なる」ことを連想させると気にする人もいるため、重複を避けます。

親族の葬儀で夫婦連名にすると香典返しは二人分ですか?

返礼の方法はご遺族の方針によります。夫婦を一世帯として返礼品を一つ用意する場合が多い一方、会食や当日返しを人数に応じて用意することもあります。返礼品の数を指定するのではなく、ご遺族の判断に任せます。

20,000円は偶数なので避けるべきですか?

偶数を避ける考え方はありますが、20,000円が全国一律で不適切と決まっているわけではありません。親族の慣習を確認し、気になる場合は10,000円または30,000円などから無理のない額を選びます。4,000円や9,000円は、「死」や「苦」を連想させるとして避けられることが多い金額です。

香典と夫婦名義の供花は両方必要ですか?

両方が必須ではありません。供花は式場や祭壇の都合、ご遺族の意向によって受け付け方が異なります。手配する場合は喪主や葬儀担当者へ確認し、香典とは別のものとして考えます。

夫婦で一つにまとめ、故人との関係を基準に決める

夫婦で葬儀へ参列するときの香典は、一世帯につき一つにまとめるのが一般的です。人数分を単純に二倍にするのではなく、故人との関係が深い人を基準にし、夫婦双方の親しさ、会食への参加、親族や勤務先の慣習を合わせて金額を決めます。

外袋は、故人と関係が深い人のフルネームだけでも差し支えありません。夫婦とも故人と親しければ、代表者のフルネームと配偶者の名前を連名にします。夫婦別姓では二人のフルネームを並べ、ご遺族が香典帳を整理しやすいよう住所と氏名を中袋にも記します。

全国調査の最多回答額は、親・義理の親100,000円、兄弟姉妹50,000円、おじ・おばやその他の親戚10,000円、友人・職場関係5,000円ですが、夫婦専用の相場ではありません。地域や家庭の方針、葬儀費用の負担、香典辞退の有無を確認し、無理のない金額を選びましょう。

ご自身がご遺族の立場となり、夫婦・世帯ごとの香典受付や返礼品の準備、家族葬の案内、葬儀費用、斎場選びなどで分からないことがございましたら、ハシモト葬祭へお気軽にご相談ください。質問・相談だけでも、ご依頼前でも構いません。
ハシモト葬祭では、24時間365日、通話料・事前相談無料のフリーダイヤル0120-34-8813でご相談を受け付けています。お電話が難しい方は、公式LINEまたはお問い合わせフォームをご利用ください。