お役立ち記事 No.26

故人のSNSで死亡を知らせるには? 家族が投稿する文例と公開範囲の注意

家族の投稿文例、公開範囲、個人情報とアカウント管理の注意

故人のSNSから訃報を伝えることは、多くの方へ届く反面、ご家族にとって慎重な判断が必要です。

故人のSNSを見ている友人や知人へ死亡を知らせたい場合は、遺族自身のアカウント、家族用の案内アカウント、または正式な管理権限があるページから、必要最小限の情報を投稿する方法が基本です。故人のパスワードを使い、本人になり代わって個人アカウントへログインする方法は選ばないでください。

投稿前には、近親者への個別連絡を終え、家族で「誰が」「いつ」「どこまで」知らせるかを決めます。死亡原因、病院名、自宅住所、家族の連絡先、葬儀後に留守になる時間などは、原則として公開しません。葬儀の日時や場所を載せる場合も、参列を案内する相手だけが見られる範囲に限定するのが安全です。

それでは、2026年8月20日時点のSNS運営会社と公的機関の公式情報を基に、家族が訃報を投稿する前の判断、公開範囲、投稿文例、コメントやダイレクトメッセージへの対応、投稿後のアカウント整理をポイントを順に確かめていきましょう。画面名や公開範囲の設定、追悼・削除の制度は変更されることがあるため、実際の操作では各SNSの公式画面を優先してください。

訃報はご遺族側の発信先から、必要な範囲だけ伝えましょう

最初に、訃報を載せる場所と公開範囲を決めます。

発信方法向いている場面主な注意点
遺族自身のSNS故人と共通の友人が多い投稿者と故人の関係を明記し、公開範囲を確認する
家族用の案内アカウント窓口を一本化したい公式な遺族の発信であることを示し、運営期間を決める
正式に管理権限のあるページ店舗・団体・活動の関係者へ知らせる個人の訃報と事業上のお知らせを分け、共同管理者と確認する
故人の個人アカウントへログイン原則として選ばない規約違反やなりすましと受け取られるおそれがある
個別メッセージ・グループ親しい人や参列者だけに伝える誤送信、転送、スクリーンショットを前提に内容を絞る

Metaは、亡くなった人のInstagramやFacebookのログイン情報を家族へ提供せず、他人のアカウントへログインすることは方針に反すると案内しています。Xも、故人との関係にかかわらずアカウントへのアクセスを提供できないと案内しています。家族だから故人の個人アカウントを自由に操作できるとは考えず、訃報の発信と、故人のアカウントを追悼化・削除する手続きを分けてください。

Facebookで生前に追悼アカウント管理人が指定されているなど、プラットフォームが正式に認めた管理機能がある場合は、その権限の範囲で対応できます。ただし、管理人であっても故人としてログインできるわけではなく、過去の投稿やメッセージを自由に扱えるわけでもありません。

SNSに投稿する前に家族で決める5つのこと

1. 誰に知らせるための投稿か

「連絡先が分からない旧友へ知らせたい」「葬儀の案内を届けたい」「葬儀後に生前のお礼だけ伝えたい」など、目的を一つに絞ります。目的が違えば、載せる情報と公開範囲も変わります。

広く知らせる必要がない場合は、SNSへ公開投稿をせず、電話、メール、個別メッセージ、限定グループだけで連絡する方法があります。SNS投稿は便利ですが、すべての知人が見ているとは限らず、見てほしくない相手へ届く可能性もあります。

2. 投稿者と問い合わせ窓口を誰にするか

投稿者は一人に決め、ほかの家族が内容を確認してから掲載します。複数の親族が別々に投稿すると、死亡日、葬儀の日時、香典辞退の有無などが食い違うことがあります。

投稿者が故人の子であれば、「故人○○の長女、○○です」のように関係を最初に示します。問い合わせを受ける担当者も決め、電話番号を公開せずに、投稿者のダイレクトメッセージや専用メールなど受け口を限定します。

3. 近親者への個別連絡をどこまで終えるか

配偶者、子、親、きょうだい、特に親しかった人がSNSで初めて死亡を知る状況は避けたいものです。投稿前に、家族が把握している近親者や重要な関係先へ個別に連絡します。

夜間で連絡がつかない、連絡先が分からないなど事情がある場合は、公開を急がず、翌日まで待つことも選択肢です。死亡直後は情報が確定していないことも多いため、葬儀日程が決まる前の投稿と、日程決定後の案内を分けてもかまいません。

4. 葬儀情報を載せるか

葬儀へ広く参列してほしい場合と、家族葬で案内した人だけに参列してほしい場合では、書き方を変えます。家族葬なのに日時と斎場を一般公開すると、遺族が想定していない参列、供花、弔電、問い合わせが集中する可能性があります。

家族葬では、公開投稿には「葬儀は近親者のみで執り行います」とだけ記載し、参列をお願いする相手へは個別に詳細を送る方法が安全です。香典、供花、弔電、弔問を辞退する場合は、何を辞退するのかを曖昧にせず明記します。

5. 投稿をいつ削除・更新するか

葬儀案内を載せた投稿は、葬儀終了後も検索や共有で見られることがあります。日時や場所を掲載した場合は、終了後に削除するか、「葬儀は滞りなく終了しました」と更新するかを事前に決めます。

削除しても、転送やスクリーンショットまで消せるとは限りません。投稿前に、長期間残っても問題がない内容に整えることが重要です。

訃報の投稿に入れる情報・載せない情報

基本は「死亡の事実・感謝・今後の案内」

公開投稿に必要なのは、故人を特定できる最低限の名前、死亡の事実、投稿者との関係、生前の交流へのお礼、葬儀や連絡に関する方針です。死亡日を載せるかは家族で決め、「○月○日に永眠いたしました」または「先日、永眠いたしました」と表現できます。

死因は、知らせなければならない情報ではありません。「療養中のところ」「かねてより病気療養中でしたが」などと書く場合も、故人の意向と家族の合意を優先します。病名や治療内容は、故人だけでなく家族のプライバシーに関わることがあります。

項目公開投稿での考え方書き方の例
故人の氏名同姓同名に配慮し必要な範囲で記載「父・山田太郎」
投稿者との関係家族からの正式な投稿だと分かるよう記載「長女の山田花子です」
死亡日公開の必要性を家族で判断「○月○日に永眠いたしました」
生前のお礼簡潔に感謝を伝える「生前のご厚情に深く感謝申し上げます」
葬儀の方針参列対象や家族葬であることを明記「近親者のみで執り行います」
香典・供花等辞退する項目を具体的に記載「香典・供花・弔電は辞退いたします」
問い合わせ先公開電話番号を避け受け口を限定「ご連絡はこの投稿者へのDMでお願いします」

公開しないほうがよい情報

自宅住所、病院名、詳細な死因、死亡診断書や戸籍の画像、家族全員の氏名・電話番号、未成年者の学校、金融・契約情報、故人のログイン情報は掲載しません。葬儀のため家族が自宅を留守にする時間も、防犯上、一般公開を避けます。

故人の写真を添える場合は、故人だけでなく、一緒に写っている人の意向も確認します。葬儀会場の写真には参列者、名札、芳名帳、供花の札、車のナンバーなどが写り込むことがあります。投稿前に画面の四隅まで確認してください。

政府広報オンラインは、SNSのプロフィールや投稿写真などに含まれる情報が、別の情報と組み合わさることで個人の特定につながるおそれがあると注意を促しています。訃報では情報を一度に集めて掲載しがちなため、「投稿の目的に本当に必要か」を一項目ずつ見直します。

公開範囲は「公開」より「限定」を先に検討する

3段階で考えると決めやすい

公開範囲向いている内容注意点
一般公開死亡の事実と生前のお礼検索、共有、スクリーンショットを前提に最小限にする
友人・フォロワー限定故人と交流があった人への連絡現在のフォロワーに想定外の人が含まれていないか確認する
個別・グループ限定葬儀の日時、場所、集合時間転送される可能性を考え、機微情報は必要最小限にする

公開範囲を限定しても、受け取った人による転送や画面保存を完全には防げません。「限定公開だから詳しく書いてよい」とは考えず、葬儀案内は対象者ごとに必要な項目だけを伝えます。

SNSによって「友達のみ」「フォロワーのみ」「親しい友達」「非公開グループ」など名称や機能が異なります。アプリ更新で設定が変わることもあるため、投稿直前にプレビューや公開先の表示を確認してください。

葬儀会場は一般公開しない選択が安全

公開投稿には死亡の事実と家族葬の方針だけを載せ、参列をお願いする人へ個別メッセージで斎場名、住所、日時、集合時間を送ると、予期しない来場や防犯上のリスクを抑えやすくなります。

一般葬など広く参列を受け付ける場合でも、駐車場、受付時間、供花の締切、問い合わせ先が確定してから掲載します。斎場や葬儀社の電話番号を許可なく問い合わせ先として公開せず、葬儀担当者へ掲載内容を確認してください。

家族が投稿する訃報の文例

文例は、そのまま使うのではなく、故人との関係、葬儀の形式、辞退事項、公開範囲に合わせて調整してください。「逝去」「永眠」「亡くなりました」など表現に唯一の正解はありません。宗教・宗派や家族の考え方に合う言葉を選びます。

文例1|公開投稿で死亡の事実だけを知らせる

父・山田太郎の長女、山田花子です。父は○月○日に永眠いたしました。生前に親しくお付き合いくださった皆様へ、家族を代表して心より御礼申し上げます。葬儀については家族で執り行う予定です。詳細の一般公開は控えさせていただきます。突然のお知らせとなりましたことをご容赦ください。

この文例は、広く知らせる必要はあるものの、葬儀への参列を一般募集しない場合に向いています。連絡先を載せる必要がなければ、返信方法も書かなくてかまいません。

文例2|家族葬のため参列・香典・供花を辞退する

母・山田春子は、○月○日に永眠いたしました。故人の希望と家族の意向により、葬儀は近親者のみで執り行います。誠に勝手ながら、ご参列、ご弔問、香典、供花、弔電は辞退申し上げます。生前に賜りましたご厚情に、家族一同、深く感謝申し上げます。

辞退する範囲は家族ごとに異なります。香典は辞退するが弔電は受け取る場合などは、項目を削って実情に合わせます。

文例3|参列をお願いする相手への限定投稿

父・山田太郎の葬儀についてご案内いたします。通夜は○月○日○時から、葬儀・告別式は○月○日○時から、○○斎場で執り行います。受付は各開式の○分前からです。この投稿は参列をお願いする方へ限定してお送りしています。出欠のご連絡は○月○日までに、このメッセージへご返信ください。内容の転送やSNSへの再投稿はお控えくださいますようお願いいたします。

日時、会場、受付、出欠期限が確定してから送ります。地図URLを付ける場合は、公式の会場ページか正しい住所かを確認します。

文例4|葬儀後に事後報告する

父・山田太郎は、○月○日に永眠し、葬儀は近親者にて滞りなく執り行いました。本来であれば早くお知らせすべきところ、事後のご報告となりましたことをおわび申し上げます。生前、父と温かくお付き合いくださいました皆様に、心より御礼申し上げます。

家族が静かに見送りたい場合、葬儀後の事後報告は有力な選択肢です。なぜ事前に知らせなかったのかを詳しく説明する必要はありません。

文例5|コメントや返信をすぐ返せないことを伝える

温かいお言葉をお寄せいただき、ありがとうございます。家族は葬儀の準備中のため、個別のご返信にお時間をいただきます。メッセージは家族で大切に拝見いたします。急ぎのご連絡以外は、返信をお気遣いいただきませんようお願い申し上げます。

投稿直後はコメントやメッセージが集中することがあります。返信できないことを失礼と考えず、家族の負担を減らす案内を一度掲載します。

文例6|内容の訂正を知らせる

先ほどお知らせした葬儀のご案内について、開式時刻に誤りがありました。正しくは「○月○日○時」です。誤った情報をお伝えしましたことをおわび申し上げます。前の投稿は削除し、このご案内を最新情報としてご確認ください。

誤りに気づいたら、変更点を明確に示します。元投稿を編集できる場合も、すでに見た人へ訂正が伝わるよう、別途訂正投稿や個別連絡を行います。

投稿するタイミングの考え方

死亡直後は個別連絡を優先する

死亡直後は、医療機関や警察からの説明、搬送、安置、親族への連絡、葬儀の打ち合わせが重なります。事実確認が済まないうちに投稿すると、後から修正が必要になります。

まず近親者と重要な関係先へ個別連絡し、家族の代表者が投稿文を作ります。死亡時刻、死因、葬儀形式が確定していない場合は、断定的な表現を避けてください。

葬儀前に載せるなら目的を一つにする

葬儀前の投稿は、「死亡の周知」と「参列案内」を分けると分かりやすくなります。一般公開では死亡の事実と方針、限定連絡では日時や会場を伝えます。

投稿しただけで全員へ伝わったとは考えず、必ず来てほしい人、仕事や地域活動で連絡が必要な相手には、電話やメールも併用します。SNSの表示順や通知設定により、相手が投稿を見ないことがあります。

葬儀後の投稿は家族の負担を抑えやすい

家族葬や直葬など、参列を限る場合は、葬儀後に事後報告することで、準備中の問い合わせを減らせます。葬儀後の投稿でも、墓地、納骨先、自宅、家族の予定などを公開する必要はありません。

四十九日や納骨の時期まで待つか、葬儀直後に知らせるかは、地域の慣習、宗派、故人の交友関係、家族の気持ちで異なります。一律の正解はありません。

コメント・DM・シェアへの対応

返信は一人ずつでなくてもよい

お悔やみのコメントへ、家族がすぐ一件ずつ返信する必要はありません。投稿本文や固定コメントで「個別返信は控えます」「落ち着きましたら拝見します」と案内できます。

返信担当者を決め、葬儀の詳細、香典、供花、弔問など同じ質問が多い場合は、家族で確認した共通回答を用意します。判断がつかない質問へ、その場で推測して答えないことが大切です。

公開コメントに個人情報を書かない

参列希望者から「住所を教えてください」と公開コメントがあっても、その場に会場や家族の電話番号を書かず、対象者を確認して個別に連絡します。コメント欄に故人の病歴や死因に関する推測が書かれた場合は、議論せず、必要に応じて非表示・削除・報告などSNSの機能を検討します。

なりすましや寄付詐欺に注意する

訃報の投稿後、故人や遺族を名乗る偽アカウント、香典や寄付を求める不審なメッセージが現れる可能性があります。家族がオンライン送金を案内していない場合は、その事実を明記し、知人へ注意を促します。

身分証、死亡証明書、ログイン情報、二段階認証コードを、SNSのメッセージで送らないでください。アカウントの追悼化や削除は、検索広告の代行窓口ではなく各SNSの公式ヘルプから行います。

SNS別に確認したいポイント

Instagram・Facebook

Metaは、亡くなった人のInstagramアカウントについて、死亡の証明を添えて追悼化を申請でき、確認された近親者は削除を申請できると案内しています。家族へログイン情報は提供されず、他人のアカウントへログインすることは方針に反します。

Facebookでは、生前に指定された追悼アカウント管理人が、追悼プロフィールに固定投稿を書くなど、認められた管理を行える場合があります。ただし、管理人が故人としてログインしたり、過去の投稿を自由に編集したり、メッセージを読んだりする権限ではありません。InstagramとFacebookの制度を混同しないようにします。

X

Xは、故人の遺産を代表する権限のある人、または確認された近親者と連携してアカウントを停止できると案内しています。手続き後、故人の情報、申請者の身分証明書、死亡証明書などの提出を求める場合があります。

一方、Xは家族関係にかかわらず、故人のアカウントへのアクセスを提供しないと明記しています。故人のアカウントから訃報を投稿するためにアクセスを申請する制度ではありません。死亡の周知は遺族側のアカウントから行い、故人アカウントの停止は別途公式手続きで検討します。

LINEや非公開のメッセージサービス

個別連絡やグループ連絡では、公開投稿より相手を絞りやすい一方、故人の端末から本人として送信することは避けます。遺族自身のアカウントから「家族からのお知らせ」であることを示してください。

グループには親族、友人、勤務先など異なる関係者が混在していることがあります。全員に同じ葬儀情報を送ってよいか確認し、必要に応じて案内先を分けます。アカウントやデータの扱いはサービスごとに異なるため、公式ヘルプを確認します。

投稿後に故人のアカウントをどうするか

訃報の投稿とアカウント整理は別に進める

死亡を知らせる投稿が終わっても、故人のSNSアカウントが自動で追悼化・停止・削除されるわけではありません。家族で「思い出として残す」「公式の追悼機能を申請する」「削除・停止を申請する」「判断を保留する」のどれにするか話し合います。

写真や投稿を残したい家族と、公開を終えたい家族で意見が分かれることがあります。急いで削除せず、故人の意向、公開中の個人情報、事業利用の有無、家族の気持ちを整理します。

スマートフォンや契約の解約は別の手続き

SNSの手続きと、スマートフォンの回線、端末、クラウド、メール、有料サービスの解約は別です。SNSを追悼化しても通信契約が自動解約されるとは限りません。

請求明細、契約書、端末内の情報を確認し、各事業者の公式窓口で手続きします。法的権限、相続、著作権、事業用アカウントなど専門判断が必要な場合は、弁護士など適切な専門家へ相談してください。

投稿前後のチェックリスト

時期確認項目確認内容
投稿前家族の合意投稿者、目的、掲載時期、公開範囲を決めた
投稿前個別連絡近親者と重要な関係先へ先に連絡した
投稿前発信元遺族自身または正式な管理権限のある発信先を使う
投稿前事実確認氏名、死亡日、葬儀形式、辞退事項を照合した
投稿前個人情報住所、病院、死因、家族連絡先、証明書画像を除いた
投稿前公開範囲公開・友人限定・個別のどれかを画面で確認した
投稿後反応対応コメント・DMの担当者と共通回答を決めた
投稿後訂正管理誤りがあれば変更点を明示して再連絡する
葬儀後投稿整理葬儀情報を削除・更新するか確認した
後日アカウント整理追悼化・停止・削除・保留を家族で検討した

このチェックリストは一般的な目安です。故人が公職、会社経営、著名な活動、学校や地域団体に関わっていた場合は、組織の広報担当者や関係者と発表順序を調整します。事件・事故などで警察や報道対応が関わるときは、事実を独自に公表する前に担当機関や専門家へ確認してください。

よくある質問

Q1. 故人のスマートフォンのロックが開けば、SNSから訃報を投稿してよいですか?

端末を開けることと、故人のSNSアカウントを本人として操作できることは別です。Metaは他人のアカウントへログインすることは方針に反すると案内し、Xも故人のアカウントへのアクセスを家族へ提供しません。遺族自身の発信先から投稿してください。

Q2. SNSで死亡を知らせるのは失礼ですか?

一律に失礼とはいえません。故人の交友関係や家族の意向によっては、連絡先が分からない知人へ知らせる有効な手段です。ただし、近親者へ先に個別連絡し、正式な家族からの投稿だと分かるようにします。

Q3. 死因は書いたほうがよいですか?

必須ではありません。故人の意向、家族の合意、病歴に関するプライバシーを考え、必要がなければ「永眠しました」とだけ伝えます。事件・事故など事実関係が確定していない場合は、推測を書かないでください。

Q4. 家族葬の日時や会場を公開してもよいですか?

参列をお願いする相手だけに個別または限定公開で知らせる方法が安全です。一般公開すると、想定外の参列や問い合わせにつながることがあります。家族葬の公開投稿では、近親者のみで執り行うことと辞退事項を中心にします。

Q5. 投稿者の電話番号を載せる必要はありますか?

一般公開の電話番号は避け、必要なら投稿者へのDM、専用メール、限定された連絡先を使います。連絡先を載せない選択もできます。問い合わせが多い場合は、共通の案内文を用意します。

Q6. コメント欄は閉じたほうがよいですか?

家族が返信の負担を感じる場合や、死因の詮索、誤情報を避けたい場合は、コメントを制限・停止できる機能があるか確認します。機能名や設定方法はSNSごとに変わるため、投稿画面の最新案内を優先してください。

Q7. 写真はどのようなものを選べばよいですか?

故人らしさが伝わり、ほかの人の顔、名札、住所、車のナンバーなどが写り込んでいない写真が扱いやすいでしょう。集合写真を使う場合は、写っている人への配慮と、公開範囲を確認します。

Q8. 投稿を削除すれば情報は完全に消えますか?

削除後も、受け取った人のスクリーンショット、転送、検索結果の一時的な表示などが残る可能性があります。後で削除する予定でも、長期間残って問題のない内容だけを投稿します。

Q9. 故人の友人が先に訃報を投稿していました。どうすればよいですか?

まず事実誤認や家族が非公開にしたい情報がないか確認します。必要があれば、投稿者へ家族の意向を落ち着いて伝え、削除や訂正を依頼します。家族から正式な投稿を出し、正しい情報と公開方針を示す方法もあります。

Q10. 会社や店舗の公式SNSで知らせるときの注意は?

遺族の同意を得て、会社として必要な情報だけを掲載します。個人の死因や家族情報を載せず、営業・予約・問い合わせの変更は別項目で分かりやすく案内します。投稿権限が一人に集中していた場合は、プラットフォームの事業者向け公式サポートを確認してください。

Q11. 香典をオンライン送金で受け付ける投稿をしてもよいですか?

送金先を一般公開すると、なりすましや誤送金のリスクがあります。利用する場合は家族で方法と受取人を確認し、参列者へ個別に正規の案内を送ります。家族が案内していない送金依頼には応じないよう注意喚起してください。

Q12. 追悼アカウントにした後、家族が訃報を追加できますか?

Instagramの追悼アカウントは、家族が新しい投稿を追加する仕組みではありません。Facebookでは生前に指定された追悼アカウント管理人が認められた範囲で固定投稿などを行える場合があります。SNSごとの制度を確認し、継続的なお知らせは遺族側の発信先を使います。

公開範囲と家族の合意を確認してから投稿する

故人のSNSを見ていた人へ死亡を知らせるときは、次の順で進めます。

近親者と重要な関係先へ個別に連絡する

投稿の目的、投稿者、問い合わせ担当者を家族で決める

故人の個人アカウントへ本人としてログインせず、遺族側の発信先を使う

死亡の事実、生前のお礼、葬儀の方針を簡潔にまとめる

住所、病院、死因、証明書、家族の連絡先を必要なく公開しない

葬儀の日時と会場は、参列をお願いする人へ限定して知らせる

投稿前に公開範囲を画面で確認する

コメント・DMへの返信方針と訂正方法を決める

葬儀後に投稿の削除・更新を確認する

故人のアカウントの追悼化・停止・削除は別の公式手続きで検討する

SNSの訃報は、短時間で多くの人へ知らせられる一方、一度公開した情報が家族の想定を超えて広がることがあります。文章を整えること以上に、誰へ伝えるのか、何を公開しないのかを先に決めることが大切です。

葬儀の準備、費用、斎場選び、家族葬での連絡範囲などに迷ったときは、ハシモト葬祭へ依頼前や質問だけの段階でも相談できます。無料相談は、電話、公式LINE、お問い合わせフォームからご利用ください。

電話:0120-34-8813(24時間365日・通話無料)

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