お役立ち記事 No.44

家族葬の通夜振る舞い・精進落としは必要? 食事を省く場合の伝え方

会食を行う判断、省略・代替案、親族と宗教者への文例を解説

家族葬で会食を設けるかどうかは、参列人数やご家族の負担を考えるほど迷いやすいものです。

家族葬で通夜振る舞いや精進落としを行うかどうかに、全国共通の決まりはありません。家族葬だから必ず省くものでも、葬儀だから必ず用意するものでもありません。参列人数、地域・宗派・家の慣習、僧侶など宗教者の意向、会場の設備、火葬後の予定、遺族の体調と予算を踏まえて決めます。

食事を省くときに大切なのは、料理がないこと自体よりも、参列者が予定を立てられるよう事前に伝えることです。「家族だけなので会食は行いません」「式後の会食は設けず、解散となります」など、簡潔に案内すれば失礼には当たりません。必要に応じて、持ち帰りの品や飲み物だけを用意する方法もあります。

それでは、通夜振る舞いと精進落としの違い、家族葬で省略できるケース、用意した方がよいケース、料理の代替案、人数と費用の確認方法、親族・参列者・宗教者への伝え方を文例付きでポイントを順に確かめていきましょう。

会食を行うかは、誰に何を伝えたいかで決めましょう

通夜振る舞いと精進落としは、参列や読経への感謝を伝え、故人を囲んで過ごす機会として行われてきました。しかし、行わないと葬儀が成立しない儀式ではありません。家族葬では、少人数で短時間にする、弁当を持ち帰ってもらう、飲み物だけにする、会食を設けず解散するなど、家族の事情に合わせて選べます。

判断するときは、次の順番で整理すると迷いにくくなります。

葬儀形式と通夜の有無を決める

通夜後・火葬後まで残る人を確認する

宗教者が会食に同席するか確認する

会場で飲食できるか、利用時間に余裕があるか確認する

会食・持ち帰り・飲み物のみ・省略から選ぶ

料理の有無と解散時刻を参列者へ事前に伝える

注文期限、数量変更、キャンセル、アレルギー対応を確認する

省略しても「おもてなし不足」とは限らない

家族葬の目的は、限られた人で故人を見送ることです。遺族が疲れている、参列者が高齢で長時間の滞在が難しい、火葬後の移動がある、会場で会食できない、といった事情があれば、無理に宴席を設ける必要はありません。

食事を省く代わりに、式の終了予定、飲み物の有無、持ち帰り品の有無を丁寧に知らせる方が、参列者には親切です。「会食はありません」と明確に伝えれば、参列者は帰宅後の食事や移動を予定できます。

用意する場合も「豪華さ」より負担の少なさを優先する

料理を用意する目的は、見栄を張ることではありません。参列への感謝を示し、故人を偲ぶ時間をつくることです。少人数なら個別の弁当、短時間なら軽食、親族だけなら食べ慣れた料理など、人数と時間に合う内容を選びます。

地域や家の慣習によって考え方が異なるため、親族間で意見が分かれたら「誰に来てもらい、何時に終わるか」を先に共有し、その予定に必要な範囲で決めましょう。

通夜振る舞いと精進落としの違い

二つは、行う時点と招く人の範囲が異なります。名称や進め方は地域・宗派・会場によって異なり、仏式以外では「会食」「偲ぶ席」など別の表現を用いることがあります。

項目通夜振る舞い精進落とし
主な時点通夜の終了後葬儀・火葬や法要の後
主な目的弔問への感謝、故人を囲む時間葬儀を終えた感謝、宗教者や参列者へのねぎらい
主な参加者親族、親しい参列者、世話役等親族、火葬同行者、宗教者等
形式の例寿司・軽食・飲み物、持ち帰り品一人ずつの料理、弁当、会席形式
省略・代替飲み物のみ、持ち帰り、会食なし弁当の持ち帰り、近親者のみ、会食なし

通夜振る舞いとは

全日本冠婚葬祭互助協会の公開案内では、通夜後に喪家が弔問客を酒や軽い食事でもてなし、弔問への感謝や故人との最後の食事という意味を持つ慣習と説明されています。一方で、地域によって通夜振る舞いをしないところがあり、近年は簡略化して折り詰め等を持ち帰ってもらう例も示されています。

つまり、「通夜を行うなら全員分の宴席が必須」ということではありません。通夜後に残る人、会場の利用時間、車で来る人、遺族の体調を見て選びます。

精進落としとは

精進落としは、現在では葬儀・火葬や法要の後に設ける会食を指すことが多く、葬儀で世話になった人への感謝やねぎらいの意味があります。全日本冠婚葬祭互助協会は、本来は忌明け後の最初の食事を指したものの、近年は葬儀当日に行う場合が多いと説明しています。

火葬場から戻って行う地域もあれば、火葬中の待ち時間に食事を取る、式場や飲食店へ移動する、弁当を持ち帰るなど進め方はさまざまです。「精進落とし」という名称を使うかどうかも、宗教・宗派によって確認します。

仏式以外では呼び方を合わせる

神式やキリスト教式、無宗教葬では、仏教由来の「精進落とし」という言葉を使わず、「式後の会食」「偲ぶ会食」などと案内する方が自然な場合があります。宗教者や葬儀担当者へ確認し、案内文と当日の司会で同じ表現を使います。

家族葬で食事を省いてよいケース

次に当てはまる場合は、会食を設けない選択が現実的です。ただし、一つに当てはまるだけで自動的に省略するのではなく、参列者の予定と宗教者への案内を確認します。

参列者が同居家族・近親者だけ

いつも顔を合わせる家族だけなら、改まった席を用意せず、自宅へ戻ってから食事を取る方法があります。会場では飲み物だけ用意し、食事は家族の体調や帰宅時刻に合わせてもかまいません。

ただし、別世帯の親族や遠方から来る人がいる場合は、食事がないことを早めに伝えます。「家族葬だから分かるだろう」と考えず、予定を共有することが大切です。

通夜を行わない一日葬・火葬式

通夜を行わない形式なら、通夜振る舞いもありません。葬儀・火葬後の会食をどうするかだけを決めます。火葬式でも、火葬中の待ち時間に軽食を取る場合や、火葬後に家族で食事をする場合があります。

一日葬で式終了が昼食時に重なると、参列者が食事を想定することがあります。会食を設けない場合は、終了予定時刻とあわせて事前に案内してください。

高齢者や子どもが多く、長時間滞在が難しい

葬儀と火葬の後にさらに会食を続けると、参列者にも遺族にも負担がかかります。高齢者、乳幼児、持病のある人がいる場合は、短時間で解散し、必要なら持ち帰りの弁当を渡す方法があります。

食事制限や服薬の都合がある人には、会食の時刻と内容を早めに知らせます。全員に同じ料理を用意することより、安全に帰宅できる予定を優先します。

会場で飲食できない・利用時間が短い

式場や火葬場によって、飲食できる場所、持ち込み、配膳、片付け、利用時間が異なります。希望する料理があっても、会場側が対応できない場合があります。

会場を決めるときに、控室で飲食できるか、外部料理を持ち込めるか、ごみを持ち帰る必要があるか、利用終了時刻は何時かを確認してください。会場外へ移動する場合は、車と座席、移動時間も費用に含めます。

遺族の体調・予算を優先したい

食事の注文、人数確認、席順、挨拶、配膳、精算は、遺族にとって負担になります。看病が長かった、急な死亡で準備時間がない、費用を葬儀本体に充てたいなどの事情があれば、会食を省くことは不自然ではありません。

省略を決めたら、申し訳なさを長く説明する必要はありません。「遺族の意向により会食は設けません」と簡潔に伝えます。

食事を用意した方がよいケース

遠方から来る親族がいる

早朝から移動し、葬儀と火葬に長時間付き添う親族がいる場合は、食事の場所を確保すると負担を減らせます。会食をしない場合でも、持ち帰りの弁当、近隣の飲食店、休憩できる場所を案内すると親切です。

到着時刻がばらばらなら、全員で同時に食べる形式より、個別に受け取れる軽食の方が適することがあります。

通夜後も親しい人が残る

一般参列者は焼香後に帰り、親族や特に親しかった人だけが残る予定なら、その人数に合わせて軽い食事を用意する方法があります。誰まで案内するかを曖昧にすると、料理数と席数が足りなくなるため、受付や司会にも範囲を共有します。

宗教者・世話役へ感謝を伝えたい

宗教者や葬儀を手伝った人に会食へ同席してもらう場合は、開始時刻、場所、終了の目安を事前に伝えます。宗教者が辞退する場合の対応は、寺院・宗派の考え方や地域慣習によって異なります。

仏式では、会食を辞退した僧侶へ御膳料を渡す考え方がありますが、必須と断定できるものではなく、金額も全国一律ではありません。菩提寺や葬儀社へ確認し、御布施等との分け方、表書き、渡す時点を合わせてください。

親族間の慣習を重視したい

同じ地域でも、家ごとに「通夜は軽食、火葬後は会食」「精進落としは必ず親族で行う」など考え方が異なります。高齢の親族が慣習を大切にしている場合は、完全に省く前に理由を説明し、弁当などの代替案を提案します。

最終的な判断は喪主・遺族が行いますが、あとから「聞いていなかった」とならないよう、中心となる親族には早めに共有します。

食事を省くときの4つの代替案

会食をしない場合も、ゼロかフルコースかの二択ではありません。時間、人数、会場に合う形を選べます。

選択肢向いている状況確認事項
飲み物のみ短時間で解散、家族中心温冷の種類、車で来る人、片付け
軽食・個包装到着時刻がばらばら消費期限、持ち帰り、アレルギー
弁当・折り詰めを渡す遠方者がいる、会食時間がない数量、受取時刻、保管温度、持ち帰り時間
近隣店を案内家族ごとに食事したい営業時間、席、移動、予約の要否

飲み物だけ用意する

式場到着から火葬終了まで時間がある場合、水やお茶などを用意します。アルコールは、車の運転、服薬、体調を考慮し、無理に勧めません。飲み物を出す場合も、施設の持ち込み・ごみ処理の条件を確認してください。

持ち帰りの弁当にする

会食を設けず、式後に弁当を渡す方法なら、遺族が接待を続ける負担を減らせます。ただし、夏季や長距離移動では保管温度と消費期限に注意が必要です。

「帰宅後に召し上がってください」と一律に伝えるのではなく、料理会社の表示と案内を優先します。持ち歩き時間が長い人には別の品を検討します。

お礼の品に置き換える

料理の代わりに、お茶や菓子など持ち帰りやすい品を渡す方法もあります。ただし、会葬御礼品や香典返しとは目的が異なるため、何を渡す品なのか、同じものを重ねて注文していないかを確認します。

親族だけ後日集まる

葬儀当日は会食をせず、後日あらためて家族で食事をする方法もあります。全員の体調が落ち着き、時間を確保しやすい点がメリットです。

後日集まることが決まっていても、葬儀当日の参列者全員を招く必要はありません。誰を招く会なのか、法要を伴うかを整理して案内します。

食事を省く場合の伝え方|そのまま使える文例

伝える内容は、①会食を設けないこと、②式後の解散時刻・流れ、③持ち帰り品等の有無、の三つで十分です。詳しい家庭事情や費用を説明する必要はありません。

親族への事前連絡

「今回は近親者のみの家族葬とし、通夜後の会食は行わない予定です。通夜終了後は順次解散となりますので、お食事は各自でお願いいたします。どうぞご了承ください。」

精進落としを省く連絡

「葬儀・火葬後の会食は設けず、収骨後に解散する予定です。終了は○時頃を見込んでおります。遠方からお越しのところ恐縮ですが、あらかじめご予定ください。」

持ち帰りの弁当を渡す場合

「式後の会食は設けませんが、お持ち帰りいただくお弁当をご用意しております。収骨後にお渡しいたしますので、お受け取りください。」

葬儀案内に短く添える場合

「なお、式後の会食は予定しておりません。」

または、終了時刻も含めて次のように書きます。

「式後の会食は設けず、火葬・収骨後の○時頃に解散予定です。」

宗教者へ会食を設けないことを伝える場合

「当日は式後の会食を設けない予定でおります。お食事に代わるお礼について、寺院のお考えや通常の扱いがございましたら、事前に教えていただけますでしょうか。」

宗教者への言葉は宗派・関係性で変わります。初めて依頼する場合や菩提寺がある場合は、葬儀社を通すだけでなく、寺院の意向も確認します。

当日の喪主挨拶

「本日はお見送りいただき、誠にありがとうございました。勝手ながら会食の席は設けておりませんので、こちらでお開きとさせていただきます。どうぞお気をつけてお帰りください。」

持ち帰り品がある場合は、最後に「ささやかではございますが、お持ち帰りの品をご用意しております」と付け加えます。

急きょ会食を中止する場合

「諸事情により、予定しておりました会食は取りやめ、式後に解散することとなりました。直前のご案内となり申し訳ございません。終了は○時頃の見込みです。」

体調不良や施設都合など、詳細を公表したくない場合は「諸事情により」で構いません。料理会社、会場、宗教者への連絡は参列者への連絡と並行して行います。

食事を用意する場合の人数の数え方

料理の不足と大量の余りを減らすには、「参列予定人数」ではなく「その会食に参加する人数」を数えます。

通夜と火葬後を別々に数える

通夜だけ参列する人、葬儀だけ参列する人、火葬場まで同行する人は同じではありません。名簿を次のように分けます。

通夜振る舞いへ案内する大人

通夜振る舞いへ案内する子ども

火葬へ同行する大人

火葬へ同行する子ども

精進落としへ参加する人

宗教者・世話役・運転担当等

「未定」を放置しない

返事がない親族をすべて参加扱いにするか、欠席扱いにするかを家族内で決めます。料理会社の最終変更期限までに回答がない場合の扱いを、案内時に伝えておくと集計しやすくなります。

「参列はするが会食は欠席」「子どもの料理は不要」「宗教者は同席しない」といった情報を、人数欄とは別に記録します。

アレルギー・年齢・食事制限を確認する

個別料理を注文する場合は、アレルギー、宗教上の食事制限、やわらかい食事の必要性、子ども用料理を確認します。すべての要望に対応できるとは限らないため、料理会社へ伝え、対応可否を本人または家族へ知らせます。

重いアレルギーは、口頭だけでなく書面やメッセージで共有し、調理環境や混入可能性を料理会社に確認してください。

見積書と注文で確認する項目

ハシモト葬祭の公式「御料理」ページでは、通夜振る舞い・精進落としを、遺族から宗教者や参列者への感謝を表す場として案内し、地域に応じた料理会社を紹介しています。希望する場合は、葬儀本体とは別に、料理の条件と総額を確認します。

確認項目確認する内容理由
料理の形式大皿、個別料理、弁当、軽食人数変動と配膳方法が異なる
単価と数量税・配送料・容器等を含む総額表示単価だけで判断しない
注文締切初回注文と最終変更の時刻直前変更できない場合がある
最低注文数少人数でも注文できるか家族葬では条件に届かない場合がある
キャンセル期限とキャンセル料参列人数の変更に備える
会場条件持ち込み、配膳、ごみ、片付け施設運用に合わせる
食事制限アレルギー、子ども、高齢者対応安全と食べやすさを確保する

料理費と会場費を分ける

料理そのものの代金以外に、控室、配膳、飲み物、持ち込み、サービス、配送、ごみ処理などの費用が生じる場合があります。見積書では、料理単価×数量だけでなく、食事に関わる総額を確認してください。

余った料理の持ち帰り条件を確認する

大皿料理や会場で提供された料理は、衛生管理上、持ち帰れない場合があります。遺族の判断で容器へ移さず、料理会社と会場の案内に従います。

持ち帰り用として注文した弁当も、消費期限と保存方法を確認し、受け取る人へ伝えます。

決定前のチェックリスト

日程・参列者

[ ] 通夜を行うか決めた

[ ] 通夜後に残る人を確認した

[ ] 火葬へ同行する人を確認した

[ ] 葬儀・収骨の終了予定時刻を確認した

[ ] 遠方者、高齢者、子どもの負担を確認した

宗教・会場

[ ] 宗教者が会食へ同席するか確認した

[ ] 会食を省く場合の宗教者への対応を確認した

[ ] 仏式以外で使う会食名を確認した

[ ] 会場の飲食・持ち込み・片付け条件を確認した

[ ] 利用終了時刻と移動手段を確認した

料理・連絡

[ ] 会食、弁当、軽食、飲み物のみ、省略から選んだ

[ ] 会食へ参加する人数だけを集計した

[ ] アレルギー・子ども・高齢者対応を確認した

[ ] 注文・変更・キャンセル期限を確認した

[ ] 会食の有無と解散時刻を参列者へ伝えた

よくある質問

Q1.家族葬なら通夜振る舞いは不要ですか?

家族葬という理由だけで自動的に不要になるわけではありません。通夜後に誰が残るか、地域・家の慣習、会場、遺族の負担を踏まえて決めます。飲み物や持ち帰り品だけにする方法もあります。

Q2.精進落としをしないのは失礼ですか?

事前に会食を設けないことと解散時刻を伝えれば、一律に失礼とはいえません。遠方者がいる場合は、弁当や近隣店の案内などを検討すると親切です。

Q3.親族だけでも料理を用意した方がよいですか?

家族の希望次第です。長時間の葬儀・火葬になる、昼食時をまたぐ、遠方者がいる場合は用意すると負担を減らせます。同居家族だけなら帰宅後に食事を取る方法もあります。

Q4.通夜振る舞いは何人分注文すればよいですか?

通夜の参列者全員ではなく、通夜後の席へ案内する人数を基準にします。大皿と個別料理では数え方が異なるため、参列見込みと料理形式を料理会社へ伝えて相談してください。

Q5.一日葬でも精進落としは必要ですか?

必須ではありません。葬儀・火葬後に会食する、弁当を渡す、そのまま解散する、いずれも選べます。終了が昼食時に重なる場合は、食事の有無を事前に知らせます。

Q6.火葬式でも食事を用意しますか?

火葬中の待ち時間や火葬後に食事を取る家族もいますが、必須ではありません。施設の飲食条件、待ち時間、人数、帰宅予定で判断します。

Q7.僧侶が会食を辞退した場合、御膳料は必ず必要ですか?

寺院・宗派・地域との関係によって異なり、全国一律ではありません。金額を自己判断せず、菩提寺または葬儀担当者へ、通常の扱い、表書き、渡す時点を確認してください。

Q8.料理を省くことはいつ伝えればよいですか?

参列を依頼するときに伝えるのが理想です。少なくとも式の前日までに、会食の有無と解散予定を知らせます。直前に変更した場合は、電話やメッセージで対象者へ確実に連絡してください。

Q9.「食事はありません」と直接書いてもよいですか?

問題ありません。「式後の会食は予定しておりません」「収骨後に解散予定です」と書くと、より穏やかで予定も伝わります。

Q10.弁当を渡せば精進落としになりますか?

形式や名称に厳密な全国基準はありません。会食の代わりに持ち帰り弁当を渡すことは可能です。親族や宗教者には、会食を設けないことを先に伝えます。

Q11.アルコールは必ず用意しますか?

必須ではありません。車の運転、服薬、体調に配慮し、無理に勧めないことが大切です。水、お茶、清涼飲料などを選べるようにします。

Q12.料理が余ったら持ち帰れますか?

料理会社と会場の衛生上の規定によります。大皿料理を遺族の判断で詰め直さず、持ち帰り可否、容器、消費期限、保存方法の案内に従ってください。

Q13.香典返しがあれば食事は省けますか?

香典返しと会食は目的が異なります。香典返しを用意したから会食が必須・不要になるわけではありません。参列時間と遺族の方針を基に別々に決めます。

Q14.親族から「会食は必要」と言われたらどうしますか?

まず、理由が地域慣習、宗教者への配慮、遠方者の食事のどれかを確認します。遺族の負担が大きい場合は、短時間、弁当、近親者だけなどの代替案を示し、最終方針を共有します。

省く場合は会食の有無と解散時刻を先に伝える

家族葬の通夜振る舞い・精進落としは、必ず用意するものではありません。参列人数、地域・宗派・家の慣習、宗教者、会場、日程、遺族の体調と予算を踏まえ、会食、持ち帰り弁当、軽食、飲み物のみ、完全に省略する方法から選びます。

省くときは、「式後の会食は設けません」「収骨後の○時頃に解散予定です」と事前に伝えます。用意するときは、参列者全体ではなく実際に会食へ参加する人数を数え、注文期限、数量変更、会場条件、アレルギー、持ち帰りの可否まで確認しましょう。

ハシモト葬祭では、家族葬の通夜振る舞い・精進落としについて、参列人数と日程に合う料理、会食を省く場合の進行、費用、斎場選びを相談できます。依頼を決める前や、質問だけの段階でも、無料相談をご利用ください。

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