お役立ち記事 No.76

葬儀の打ち合わせで決めること|日程・形式・人数・祭壇・料理のチェックリスト

短時間の打ち合わせで迷わないため、必須事項と後から変更できる項目を整理

ご遺体を安置した後は、葬儀社との打ち合わせで日程、会場、形式、参列人数、祭壇、料理、返礼品などを決めます。初めての場合は項目の多さに圧倒され、「勧められた内容をそのまま選んでしまった」と感じることがあります。

すべてを一度で確定する必要はありません。火葬場・式場・宗教者の予約に必要な項目を先に決め、料理や返礼品の最終数量、遺影写真、会葬礼状などは締切までに決める方法があります。

この記事では、打ち合わせの順序、家族で準備したい情報、項目別の確認事項、決定を保留するときの伝え方を解説します。

先に結論|最初に「火葬日・会場・宗教者・形式」を決める

葬儀の日程を確定するには、火葬場、式場、宗教者の予定を合わせる必要があります。そのため、最初の打ち合わせでは次を優先します。

1.希望する火葬日と代替日

2.葬儀形式と会場

3.宗教・宗派、菩提寺等への連絡

4.参列者の大まかな人数

5.搬送・安置・納棺の日程

その後、祭壇、棺、遺影、料理、返礼品、供花、進行等を具体化します。

打ち合わせ前に家族で確認すること

  • 故人の氏名、生年月日、住所、本籍地の確認先
  • 死亡診断書・死体検案書を受け取ったか
  • 喪主・葬儀社との契約者・連絡窓口
  • 菩提寺、宗教・宗派、墓地
  • 呼びたい親族・友人・仕事関係者
  • 予算の上限と支払方法
  • 故人の希望、遺言、エンディングノート
  • 遺影候補、好きな花・音楽・服

分からない項目は「未確認」とし、誰がいつまでに調べるか決めます。

日程と会場

火葬場の空き、宗教者、遠方親族、式場を合わせて、通夜・葬儀・火葬の日程を決めます。

確認することは次のとおりです。

  • 通夜を行うか、一日葬・火葬式にするか
  • 火葬時刻と式場の利用時間
  • 安置日数と追加費用
  • 親族の集合時刻
  • 納棺、遺影、供花の締切
  • 火葬場までの車両と同行人数

訃報を送るのは、日時・会場・参列範囲・香典等の扱いが決まってからにします。

葬儀形式と参列範囲

「家族葬」という名称だけでは呼ぶ範囲は決まりません。家族、親族、故人と親しかった友人、仕事関係者等を一人ずつ検討します。

参列人数は、通夜、葬儀、火葬場、会食で分けます。人数の幅がある場合は、席・料理・返礼品を何人まで増やせるか確認します。

祭壇・棺・花

パンフレットの写真だけでなく、見積りへ入る大きさ、花の量、色、季節による変更、供花との配置を確認します。故人の好きな花が火葬や宗教上の理由で使いにくい場合は、祭壇周辺の装飾等で取り入れます。

棺は材質、色、内装、サイズで価格が変わります。標準品から変更した差額を確認します。棺へ入れたい品がある場合は、火葬場の禁止物を先に聞きます。

遺影写真・思い出の品

遺影は、顔がはっきりしている写真、本人らしい表情、データの解像度を確認します。集合写真から切り抜ける場合もあります。背景、服装、色調の加工範囲と、完成確認の方法を聞きます。

写真展示、趣味の品、映像、音楽は会場の設備・著作権・安全上の制限があります。持ち込む品と返却担当を一覧にします。

料理・飲み物

通夜振る舞い、火葬中、精進落とし等、どの場面で何人が食事をするか分けます。

  • 1人当たりの単価と最低注文数
  • 数量変更の締切
  • 子ども、高齢者、アレルギー、宗教食
  • 飲み物の精算方法
  • 配膳・持ち帰りの可否
  • 宗教者の食事または御膳料

人数を多めに見積もるだけでなく、余った場合の扱いも確認します。

返礼品・香典・受付

香典を受け取るか辞退するか、供花・供物・弔電をどうするか決めます。受け取る場合は、受付、香典帳、当日返し、後日の香典返しを準備します。

返礼品は、使用数精算か買取りか、返品期限、追加の手配、金額別の対応を確認します。受付・会計係を親族へ頼むか、スタッフを依頼するかも決めます。

宗教者との打ち合わせ

菩提寺等へ、死亡、日程候補、会場、火葬時刻を伝えます。戒名・法名、読経、焼香、初七日、位牌、お布施、車代、御膳料等を確認します。

葬儀社が宗教者を紹介する場合は、宗派、対応範囲、連絡先、支払方法を聞きます。家の宗教が分からないときは、墓地、位牌、過去の資料、親族から確認します。

当日の役割

  • 喪主・遺族代表
  • 葬儀社との連絡担当
  • 受付・会計
  • 供花・弔電の確認
  • 親族への案内
  • 遺骨・位牌・遺影の受取人
  • 自宅の留守番・鍵の管理

喪主一人へ集中させず、家族で分担します。

決定を保留するときの伝え方

「祭壇の等級は家族で写真を確認して、明日正午までに回答します。現時点では標準案で仮見積りをお願いします」

「料理は20人を仮数とし、最終変更が可能な日時とキャンセル条件を記載してください」

保留項目、回答期限、仮の数量を打ち合わせメモに残します。

最後に見積りを確認する

打ち合わせ後は、当初見積りから変更した箇所、追加単価、別払い、支払期限を確認します。家族二人以上で読み、口頭説明も備考欄へ入れてもらいます。

よくある質問

Q1.打ち合わせまでに全部決めておく必要がありますか?

必要ありません。故人の希望、宗教、参列人数、予算について「確定」「希望」「未定」を分けて持参します。葬儀社から選択肢と締切を聞き、家族へ持ち帰って決める項目を残しても構いません。

Q2.打ち合わせ内容は誰が記録しますか?

葬儀社の担当者とは別に、家族側の記録係を決めます。日時、会場、人数、注文数、追加料金、連絡期限を一つの表へまとめ、打ち合わせ後に関係者へ共有します。

Q3.決定後に変更できますか?

印刷物、料理、返礼品、花、車両等には発注締切があります。変更できる時刻、取消料、数量の増減幅を項目ごとに確認し、口頭変更も書面へ反映してもらいます。

家族で共有する確認メモ

打ち合わせや手続きの途中で判断が変わることがあります。口頭だけで進めず、次の内容を一枚のメモにまとめます。

  • その場で決定した事項
  • 家族確認後まで保留した事項
  • 葬儀社・家族それぞれの担当と期限

決定日、確認した相手、未確認の項目も一緒に残します。変更があった場合は古い案を消さず、いつ誰が変更したか追記すると、家族、葬儀社、宗教者、行政窓口の認識違いを減らせます。

まとめ|予約に必要なことから決め、数量は締切まで調整する

葬儀の打ち合わせでは、火葬日、会場、宗教者、形式を優先し、祭壇、料理、返礼品等を順番に決めます。未確認項目を無理に即決せず、回答期限と変更条件を記録してください。

ハシモト葬祭では、打ち合わせ内容を項目別に整理し、ご家族が選んだ内容と費用の変更を確認しながら進めます。

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